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映画「ひぐらしのなく頃に」 [書評・映画評]

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東京から一人の少年圭一が僻地の村に転校してきた。
同じ年頃の少女が4人。一ヶ月も経つとそのうちの年が近い2人レナとミオンと親しくなって村を紹介してもらう。最初はほんわかのラブロマンス物かと思いきや、住みやすそうな村なのに謎がいくつも現れてくるにしたがってミステリー・ホラー色が強まってくる。毎年殺人事件が起こり、村の守り神のたたりと言われる。友人と思っていた女の子4人も何やらわけあり。そのうち事件に巻き込まれていく主人公。事件は村全体が共犯なのかもしれない。そして起きた惨劇。

ゲームから飛び出した物語。最初は100だけで発売されたとか。大ブームが起こっていろいろなメディアに飛び出したとか。
うちの娘が早くからはまっていて、名前だけは知ってはいたが、内容はまったく知らないままに映画を見に行く。大変恐い内容とかで、娘は一人では見に行けなくて友達に着いていってもらったとか。
実際にはそんなに恐い映像はなかったが、確かにはまる内容。映画はこの一大ムーブメントになったシリーズの入門にいいとか。一番わかりやすいエピソードを映画にしたとか。
内容は実に複雑。解説本によると、いくつものパラレルワールドが重なって、事件の全貌が見えてくるようだが、映画ではしっかりネタバレを匂わせていて、シリーズをまったく知らない者にも予想がついてしまう内容になってしまっていた。これはサービスというよりやりすぎでしょう。

主人公達の年齢が不詳。僻地の村の小学校の分校での複式学級なのだが、まあ小学生と一緒に中学生も授業をやっていてもかまわないけれど、どう見ても小学生はおろか中学生にも見えない。中学生年齢のタレントも多いのだからそういう役者でやってもらいたかったが、実際には映倫で小学生は殺人犯にはできないという規定もあるようだから難しいのかも。

いまさらゲームをやる気はないから解説本でネタを読んだが、実に複雑な作りになっていて奥が深い物語のようだ。
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