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ハリウッドのリメイク映画 [見たよ聞いたよ]

最近リメイク映画がやたら多い。まあ評判になった映画を舞台を変えたり時代を変えたりは昔からよくある話で、元の話が優れているからと言うことの照明ではあるのだが、だからといって何でもかんでもリメイクというのにはけっこう抵抗がある。特にハリウッドのリメイクは面白ければ何をやっても良いという感じで気に入らない。

まあリメイクで優れた作品もあることはある。「七人の侍」が「荒野の七人」になったのは元々が破天荒な作品なだけに好きにリメイクできる長所もあって、大きく変えて名作になっていたりもするが。

しかしどうしても許せないケースもある。
元々の話がフィクションなら設定や時代・場所を変えてもいっこうにかまわないけれど、ノンフィクションを買えてしまうのはだめでしょう。それは元の物語に対する冒涜じゃないかと思う。元の物語がノンフィクションなのにリメイクは完全にフィクションになってしまうから、それだとリメイクを見た人は元の話もフィクションだと思ってしまうのではないか。
「南極物語」はタローとジローの物語でなければ嘘になる。近日公開される「hachi」も渋谷でなければいけない。たとえば似た話を日本の他の地域の物語にしてしまえば必ず批難が起こるはず。ハリウッドだったら許されるのだろうか。

ゴジラがリメイクされてとんでもない代物になったときはハリウッドを笑ってしまえばそれで終わりだけれど、実話でそれはないだろう。
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