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映画「謎解きはディナーの後で」 [書評・映画評]

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大富豪令嬢という身分を隠して慶事をやっている主人公と、操作状況を聞くだけで
事件の謎を解き明かしてしまう口の悪い執事のコンビが活躍するコメディー小説の映画化。

TVドラマの時から、原作よりもTV脚本の方が優れていただけに、オリジナルの映画は期待が持てる。
コメディーならではの突っ走ったストーリー展開はお約束。好きな人にはたまらないかも。

事件に関わるあの小道具が最初に出てきたとき、かなり気にかかっていたので、真犯人がわかっても、やっぱりと思ってしまった。まあ脚本家は謎解きには重点を置いていないと思うのでいいだろう。最後の最後にこの物語の重要人物が明らかにされて、さすが、と思った。無理のない設定でお見事でした。


もっとも、ドラマ化の発表段階でずっと感じているミスキャストはやっぱり気になる。小説から感じる執事の影山は、やっぱり細見の長身で、もう少し年がいっているイメージなのだが。櫻井翔ではやっぱり違うと思う。
たとえば、イメージ的には阿部寛ぐらいだろうか。お嬢様が上戸彩で、風祭警部が北村一輝だったりしたら舞台はローマになってしまうかも。お嬢様が仲間由紀恵で警部が生瀬勝久というのもありかもだが、これも別のドラマになってしまう。

風祭警部はウエンツ瑛士くらいがいいんだが、年齢的には若すぎるか。むしろ堂本光一でもよかったり。お嬢様は石原さとみか、TVの富豪刑事でお嬢様をやっていたフカキョンもいい。そうなると影山はTOKIOの長瀬智也というのもいいかも。もっともスケジュールが合わせられなくて難しいだろうが。
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