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「ハリーポッターと呪いの子」日本語版 [書評・映画評]


ハリー・ポッターと呪いの子 第一部、第二部 特別リハーサル版 (ハリー・ポッターシリーズ)

ハリー・ポッターと呪いの子 第一部、第二部 特別リハーサル版 (ハリー・ポッターシリーズ)

  • 作者: J.K.ローリング
  • 出版社/メーカー: 静山社
  • 発売日: 2016/11/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


英語の原版すでに読んでいるのに、日本語版を買ったのは、一つには
確認のためであり、一つにはどんな日本語訳がついてるのか知りたいため
でもあるのだが。英語原版と違って、一晩で読んでしまった。まあ
大筋は知っているかrと言うこともあるが。

で、前半読んで、これ、同じ本なのかと思うくらい、まるで違った本を
読んでるような気分になる。なんか違うんだよね。
後半になるとテンポが良くなることもあって、違いに気にせずに
読み進められたのだが。

でもやはり日本語は読みづらい。正直、前半は退屈だった。
こんな文章あったっけ、なんて厚かましくも思ったり。
まあ大部分は自分の読み間違いと言うこともあるんだが。

読み落としで一番納得できたのは、闇の世界でスコルピアスが
読書や勉強が嫌いなのに成績優勝であると言われていたのが、
宿題を他人に家来のようにしてやらせていたためだとわかったこと。
原文読んでいて一番腑に落ちなかった部分なので、そういうことかと
納得できた。

もう一つ、過去にいることをハリーに知らせるメッセージが
具体的にそういうことかとわかったこと。文字の部分が惚れ薬で
焼けて読めるようになったというのに納得。洗濯してよくぞ
落ちなかったことだと。

しかし日本語で読んでみて、つくづくハリーポッターっていやな
親父だなと思ってしまう。
まあ最後にハリーも親父修行をしっかり勉強すると誓ってるのだから
まあいいけど。

翻訳の都合上、原文でのジョークや語呂合わせを無理矢理日本語に
置き換えているのは、もう一度原文を見ないと気持ちが悪いというか、
そういう変な翻訳って昔から嫌いなんだよね。

今回スネイプが「我が輩」なんて言わなくてよかった。ああいう
ステレオタイプの訳も嫌いなんだし。

とにかく、また原文を読み返したくなった。
はっきり言って原文の方がずっと面白いし。
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