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映画「キングダムーー運命の炎」 [書評・映画評]

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映画「キングダム」の1・2を見た時は、予備情報0で見に行った。
まあ、横山光輝のコミック「史記」は全巻読んでるし、中国史で言えば、2種類存在する「封神演義」は両方とも読んだし、「三国志」は、正史も、演義も両方とも読んだくらいなので、けっこう明るい。
なので、キングダムというコミックが、秦の始皇帝が中華統一する過程で、李信という後の将軍が彼を助けていく物語だという程度には知っていた。確かに「史記」には李信という将軍が出て来るけれど、あまり知略は無く、敵に翻弄される物語で登場しているが。
で、大抵の場合、映画を見ればその原作も知りたくなるのだが、いかんせん、すでに大量のコミックが出ているのでおじけづいていたのだが、2を見た後で、ネットに上がっているアニメを、飛ばし飛ばしではあるが、一気見する。
で、アニメを見た後の感想は、映画はまあ、これでいいか、というもの。というのも、この後、退屈な展開しか待っていないような感じだったから。

しかし、映画制作者もそのことは十分承知だったのだろう、興味関心を失わないようなストーリー展開を用意していた。まあ2の時でも、原作をけっこういじって、後に出て来るエピソードを持っていたりとか、映画として完結できる内容にしていたので、この3の予告を見た段階で、こちらも飽きさせない工夫をしていることが感じられたので、退屈するかも知れないことを承知で見に行った。

予想通り、かなり大胆に原作をはしょってくれました。しかしそれでも足りずに、今回は、「続きは次回で」という終わり方。原作を知っていれば仕方が無い終わり方となっている。つまりは観客は、良い意味で次回作を待ち望むこととなる。仕方が無いことだが、死亡フラグがたった人物が今回では死なず、次回で死ぬことになるのは時系列では仕方が無いことなのだが。
もっとも、次回を見に行くかどうかは今のところ未定。次回がどこまで進むのかにもよるのだが。


で、全く関係ないながら、僕のお気に入り場面は、羌瘣のアラレちゃん走り。
キーンと音が聞こえそうな走り方。
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