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大河ドラマ「平清盛」第1回 [見たよ聞いたよ]

これまでの大河で一番汚らしい平清盛が登場。
そりゃ、平安時代ってけっこう土ぼこりいっぱいだし、
平家が貴族衣裳になるのは清盛が殿上人になってからだから、
それでもいいのだが。

歴史史実をどこまで変えて良いのやら。
清盛の実母が亡くなったのは、史実では彼が3歳の時とか。
そこまでいじくるかね。
彼の実父についてはいろいろ説があるから、一つの説を
取るのはかまわないが、白川法皇に母子とも嫌われていたのか
どうか。母親を殺そうとしたしたのかは、このドラマでの
オリジナリティだろう。そこまで説があったのかどうか。

清盛とこのドラマオリジナルキャラの海賊の少年時代を
少年漫才コンビの「まえだまえだ」が演じているが、
主人公役の弟は立派に演じきっているのだが、海賊役の
兄は漫才言葉で笑ってしまう。二人がからむ場面では
兄貴のおかげで漫才になってしまった。弟だけの出演で
よかったのに。

人物関係、背景を知っていないとドラマの理解が難しいのだが、
NHK的に詳しい説明はしづらいのかも。法皇が実子のように
育てた娘を孫の嫁にするのだが、実際には自分と関係を
持ってしまい、生まれた子どもを次の天皇に据えてしまう
部分は映像では説明不足。説明しづらいが、これが後の
争乱の原因なんだからはずせないところ。

平安時代の「武士」がどこまで現代人の知っている武士だったのか、
そういう部分はよくわからない。少なくても室町時代の
武士とは様子が違うとは思うのだが。まがりなりにも天皇の
血を引いているのだから。

まあこれまでの常識を思い切り壊してくれる物語になりそう。
視聴率は歴代ワースト3だそうだが。
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